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幼児の食育の重要性!食事と病気の関係

投稿日:2017年9月10日 更新日:

幼児の食育を最初から行うことで、将来的には病気を予防できる可能性も高くなります。高血圧や糖尿病などの生活習慣病だけでなく、骨折や骨粗しょう症などの問題に対しても有効に対処できるのがポイントです。あるいは、精神に対しても良い影響を与えることができるため、ストレスや不安によって引き起こされる病気を予防できるなどのメリットも生まれます。

食育を考える場合には、食事の内容は総合的に把握することが大切です。単純にお腹を満たすための内容にしてしまうと、栄養バランスも偏ってしまうことでしょう。基本になるのは、主菜と副菜を中心にして、主食と汁物が添えられる形式です。和食の場合には一汁三菜と呼ぶことが多く、栄養バランスが大変に優れているのが利点です。パンを主食にする場合でも、主菜と副菜をしっかりと並べて、栄養豊富なスープを添えることが理想です。このような方法を実践することで、糖質などの栄養が過剰になる心配もありません。

幼少期こそ素材本来の味を覚えさせる

食事メニューを構成する段階では、素材本来の風味や美味しさを学ばせることも大事です。幼少期は味覚が発達する段階ですから、この時期には本物の味を覚えさせることが欠かせません。野菜や果物などには微妙な旨味がありますが、これを理解することは極めて重要です。味覚が単調になると、甘味だけを過剰に求めてしまうことがあります。微妙な旨味だけで美味しく感じられるようになれば、焼き魚や鶏の唐揚げに醤油やマヨネーズを大量にかける必要もなくなります。このおかげで、塩分の摂り過ぎによって高血圧を発症することも防げるようになるわけです。素材本来の繊細な味を覚えさせるためには、親も味覚を研ぎ澄ませて食材を選びをすることが大切です。

食材は旬のものを選ぶことは、食育を成功させるためにも重要だと考えられます。季節外れの野菜や果物にも栄養はありますが、旬のものと比較すると圧倒的に少ないです。夏の季節には太陽の恵みで真っ赤に完熟したトマトを食事に添えれば、ビタミンCやリコピンなどの摂取量も大幅に増えます。旬の時期には美味しさも最高潮に達しますから、積極的に食べさせれば身も心も満足できるはずです。日本は四季が明瞭な国で、季節ごとに旬の食材が変化します。春にタケノコを食べさせた後には夏を迎えるわけですが、このときにはトマトやナスなどを選べば良いのです。こうすることで、同じ食材ばかりを食べることがなくなり、アレルギーに対する弊害も予防できると思います。さらに、幼少期から多様な種類の食材を食べられることもメリットです。

食事の構成がアンバランスにならないように

栄養別に考える場合には、カルシウムの不足も食育を通じて予防する必要があることは明らかです。食事の構成がアンバランスになっていると、カルシウム不足の影響で精神がイライラすることがあります。このような状態が慢性的になると、夜も眠れないような状態になることも考えられますから、疲れも蓄積しやすくなるはずです。カルシウムの不足で骨が弱くなることもありますから、魚類をはじめとして、大豆発酵食品の納豆を加えるなどの工夫も必要です。骨を作るためにはマグネシウムやコラーゲンも必要になるため、この場合にも食材は多品目にすると効果的です。

現在は飽食の時代ですから、必要以上に食べてしまう環境が整っていることになります。幼少期の子どもは正直ですから、食べたいものがあれば何でも口にしてしまいそうです。親も好きなものは与えたくなりますが、場合によっては心を鬼にして対処しなければいけません。食事量は適正な範囲で管理して、極端な食べ過ぎを戒めるようにすれば、成長期の段階で肥満になる心配もなくなります。当然ながら、逆に量を極端に少なくする場合にも問題が発生するため、なるべくは腹八分目で抑えるようにしたいところです。

食育は食べ方の指導も大切

食事は美味しさを純粋に楽しむことが大事ですが、食育では食べ方も指導して病気予防をすることが求められます。食べ物をよく噛んで食べる習慣を教えることは、食べ過ぎなどの問題を防ぐためにも重要です。十分に咀嚼すると、消化酵素を含む唾液が分泌するため、胃腸に対しても優しい状態になります。唾液には抗菌作用もあるため、しっかりと噛んで食べれば虫歯予防のためにもなるようです。十分に噛んで食べれば時間の経過も長くなりますから、満腹感も得やすくなるわけです。

食べる順番を教えることも、幼少期の段階から指導したほうが良いと思っています。最初にご飯を食べるよりも、野菜や根菜を食べたほうが糖質や脂肪の吸収が緩やかになります。副菜を最初に食べてから、主菜と主食に箸を移動させるように教育することは、なるべくは早い段階から行ったほうが良いです。この方法を最初から取得しておけば、血糖値やコレステロールの数値が上昇して発生する問題も防ぎやすくなります。さらに、食前にスナック菓子を食べてはいけないことも教えることで、おやつの時間も含めて規則正しい内容で食べることができます。

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