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保育園での混合クラス保育のメリット・デメリット

投稿日:2017年10月23日 更新日:

保育園は施設によってもクラス編成は異なり、それぞれ園の特色がみられますよね。一般的には年齢ごとのクラスか年齢も関係なく混合クラスとするかの二つだと思います。クラスの分け方で子どもに与える影響というのは異なるのか、それは子どもの性格にもよる部分が大きいかもしれませんが少なからず影響はあると私は考えています。というのも我が家の長男を保育園に預ける際、私は混合クラスに興味がありそれがある園を選びました。そこで今回は混合クラスの保育で感じたメリットとデメリットについて紹介します。

混合クラス保育のメリット

まずメリットですが、これは本当にたくさんあったと感じています。まず我が家の長男は一人っ子ということもあり、兄弟姉妹がいません。そのため誰かにお世話をしてもらったり、自分が誰かの面倒を見るという経験がまったくありませんでした。もちろん兄弟姉妹のケンカも経験したことがありませんし、物の取り合いなんかもやり方がわからないほどでした。そのためできるだけ幅広い年代の子どもたちと関わってほしいと思ったのです。混合クラスに入った当初はまだ1歳ということもあり、いつも保育士の先生にお世話になっていました。ですが保育士の先生も子ども同士でできることはやらせるという方針だったこともあり、よく4歳や5歳のお兄ちゃんお姉ちゃんに抱っこされたり遊んでもらっていました。そのため年上が大好きになり、追いかけたくて歩いたり成長が早くなったというメリットがあります。また息子が4歳・5歳になってからは反対に年下の面倒をみる機会が増えました。先生に頼まれてお世話をしたり、自主的に遊んであげたりする中で母性が育まれたようです。人の役に立つ喜びを知ったり、助けるという感情が強くなるメリットがありました。

あとは子どもが自分でできることが増えていくメリットもありました。年齢が低いころは年上の子どもを見ながら見よう見まねで行動し、時には手伝ってもらいながら成長します。年齢が上がれば年下の子どものサポートをしながら、自分はやり方を工夫しながら色々なことができるようになっていきます。様々な年代の関わり合いの中で、その時々で成長の仕方が変化していくのも魅力的でした。また保育士の様子を見て、「今は先生が大変そうだから自分でやろう。」とか「先生のことを手伝ってあげよう。」という思いやりの気持ちが芽生えたと感じています。小さい子どもも同じ教室内にいるので、泣き出したりした場合は先生がサポートしなければなりません。その分年上の子どもたちは先生の様子だけで物事を判断する力が身に付きます。うちの息子も私が家で忙しそうにしている様子を見て、大人しく待っていることができるようになりました。人の様子を理解する力というのはそう簡単には身につくものではないため、混合クラスならではかなと思います。

また母親同士の関わり合いの中でもメリットはあったように感じます。自分の子どもが小さい時は経験談など子どもが年上のお母さんに相談をさせてもらいましたし、アドバイスをもらったりすることもありました。異なる年齢の子どもを持つ母親同士ではありますが、だからこそ理解できることも多くなるのだと思います。保育園の行事などの際に関わりながら、張り合うことなく仲良くなれるのもメリットの一つではないでしょうか。

混合クラス保育のデメリット

でも中にはデメリットを感じることも多少はありました。まずはクラス内に同学年の子どもが少ないとできる遊びが限られてしまうことです。鬼ごっこやボール遊びなどは年齢が上がるにつれて興味が強くなってくるのですが、いつも手加減しなければならなかったり物足りないと感じているようでした。また子ども同士で物の取り合いになった際、年上の子どもが必ず我慢を強いられます。そういったことは成長の中で大切なことなのですが、同年代の子ども同士であれば話し合いで解決したり時にはケンカをしながら解決方法を探っていきます。そういった経験が少なくなるので、トラブルの解決能力は低くなるかもしれません。これは保育園にいる間は何も問題は無いように思えるのですが、小学校に進学してから同級生とのトラブルが起きた時悩むようになるデメリットでもあります。ですが子どもによっても差が大きい部分ですし、小学校で経験していくことなのであまり深刻に考える必要もありません。

あとは進学するタイミングが一緒ではないため、卒園の際など少しクラス内で気持ちの差が大きくなります。それはデメリットのようにも思えますが、メリットにもなります。子どもたちはそれぞれ様々な感情を抱いていくことになるからです。小さい子どもは「お兄さん、お姉さんのように小さい子のお世話ができる人になりたい。」と希望を抱き、また新たに成長するきっかけになります。毎年のようにクラス内で別れが訪れ、春には新しい出会いが訪れるので環境が変化すことに適応する力も身につくと思います。子どもにとってはたくさんの成長が感じられるのが、混合クラスの大きな魅力の一つです。

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