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幼児の食育の重要性!食事と体の成長の関係

投稿日:2017年9月17日 更新日:

子どもの好き嫌いは生まれた後の食事に強い影響を受けるので、幼児の頃から食育を始めることが大切です。またバランスの良い食事を提供し、食べ物に興味を持たせることは体の成長にもつながります。肉や魚、大豆に含まれるタンパク質は、体を作る基本的な栄養素です。筋肉や骨、血液などあらゆる物がタンパク質がないと作られません。免疫グロブリンの原料でもあるため、タンパク質を十分に摂取することはインフルエンザなどの感染症予防になります。

タンパク質はそもそもアミノ酸で構成されています。体内に取り込まれたタンパク質は、アミノ酸やアミノ酸が結合したペプチドとなって働きます。アミノ酸にはいくつかの種類があり異なる働きをしているので、同じ食べ物からタンパク質を摂取するより様々な食べ物から取り入れる方が質の良いアミノ酸を摂取することができます。特に体内では生成できない必須アミノ酸は、成長に欠かせないので食事で摂取するしかありません。

幼児期のカルシウム摂取は大事

カルシウムも小さいうちから摂取しておくのがおすすめです。カルシウムは骨や歯に蓄積されますが、10代後半~20代を過ぎれば蓄えることができなくなり骨の密度が低下します。幼児期にカルシウムが不足していると、大人になってから骨粗鬆症になる可能性があります。全ての世代でカルシウムは不足傾向にあるので、意識して摂取しなければなりません。

吸収率の高いカルシウムは乳製品

和食を中心とすればカルシウムを多く含む海藻類や魚をたくさん食べることができます。ただしカルシウムにも種類があってこれらの食べ物から摂れるカルシウムは吸収率が悪いです。吸収率の高いカルシウムは乳製品に含まれています。乳製品にアレルギーを持っていないならば、乳製品で効率良く摂取します。

アレルギーで吸収率の低いカルシウムしか摂れない場合、マグネシウムやビタミンDと一緒に摂取すると吸収を助けてくれます。カルシウムは骨を強くしているだけではありません。体内に存在するたった1%のカルシウムが、筋肉を収縮させたり神経細胞が情報を伝達するのに使われたりしています。

イライラしやすい子どもはカルシウム不足が原因?

カルシウムが不足していると、情報伝達が上手くできなくなってイライラしやすい子どもになります。幼児であっても鉄欠乏性貧血になることはあるので、鉄分も摂取します。幼児の貧血は立ちくらみなど分かりやすい症状がないので親が気づかないことが多く、食欲不振や顔色の悪さなど原因の分からない不調を見て病院に連れて行き発覚します。

鉄分が不足すると味覚障害になることも

鉄分の不足は酸素を供給するヘモグロビンの減少を引き起こすので、酸素が足りなくなって疲れやすくなります。酸欠は熟睡を阻害して慢性的な睡眠不足にもなるため、子どもの元気がなくなります。舌には味を感じる味蕾(みらい)がありますが、鉄不足に陥ると味蕾(みらい)がなくなって舌の表面がツルツルになります。子どもは食べ物の味が分からなくなり美味しくないので、成長に必要な栄養素を食事で摂取するのが難しくなります。

卵には良質な鉄分が含まれている

健康的な食生活のためにも鉄分は重要です。鉄分には非ヘム鉄とヘム鉄があり、ヘム鉄の方が吸収率が良いです。これは卵に多く含まれています。卵からはタンパク質も摂取できるので、体の成長に効果的です。ただし卵もアレルギー反応を起こすことがあるので、アレルギー症状が出ていないかには注意します。その他にもマグロの赤身やカツオ、ほうれん草などから鉄分を補給できます。

甘くて美味しいココアからも鉄分は摂取できる

ココアも鉄分が入っているので、おやつに飲ませると良いです。甘いココアならば子どもでも美味しく飲むことができます。ココアにはカフェインが入っていますが、1日1杯飲むくらいならば体に悪影響は出ません。

ビタミン類も体の成長に重要な役割を持つ

ビタミン類も体の成長に重要な役割を持っています。不足すると成長に悪影響を及ぼすビタミンAは、強い骨を作ったり粘膜を守ったりする作用があります。野菜を食べさせないと不足してしまいます。親が無理やり食べさせると子どもは野菜にネガティブなイメージを持つので、しばらく好き嫌いが続いてしまうことがあります。成長したら食べられるようになる可能性もあるため、小さいうちは焦らずみかんやすいか、卵などでビタミンAを摂取させても良いです。

最近は紫外線にできるだけ当たらないように注意している親が多いので、日光に当たることで生成されるビタミンDが不足しやすいです。カルシウムやリンなど骨を構成するミネラルを吸収させるのにビタミンDが使われます。紫外線にあたって皮膚にダメージを与えたくない家庭ほど、ビタミンD不足による「くる病」の発症リスクが高いです。魚介類やきのこ類を食べて、紫外線に無理に当たらなくてもビタミンD不足を予防できるようにします。

ビタミンB1とビタミンB2は体を動かすエネルギーの生成に必要です。ビタミンB6はタンパク質を使って筋肉と血液を作るので、不足すると成長が遅れてしまいます。さらに幸せホルモンのセロトニンの原料でもあります。ビタミンB群はマグロやカツオ、豆類から摂取できます。

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