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岡山の保育士パートの求人事情について

投稿日:2018年6月5日 更新日:

岡山県では、県都岡山市を中心に保育士の人材不足が顕著になっています。そのため、各地方自治体において保育士の人材確保を率先して行っている状況です。その人材確保は正社員ばかりではなく、保育士パートも含まれます。

保育士パートの求人では、たとえば結婚等により現場を離れているが、少しの時間だけでも働きたいといったニーズが少なからず存在します。こうしたニーズに的確に対応出来るような態勢が徐々に出来上がってきているのが実態です。特に県南の岡山市や倉敷市などでは求人がよくなされており、保育士パートの雇用により、人手不足を補おうという努力が垣間見えます。

団塊世代のリタイアで人手不足

その一方で、いわゆる団塊の世代が次々に現役をリタイアし始めています。その結果、どの産業でも現場において人材不足、人手不足が顕著です。求人倍率も県南を始め県北の中心地である津山市などで、多くの様々な求人が出されています。したがって、すでにこうした人手不足の職場では、賃金などの労働条件がよいパートなども数多くなされているため、保育士不足で賃金を少々上げたからといってすぐに応募してもらえないケースも多くなっている状況です。

岡山県は東西や南北の交通事情がよく、多くの企業誘致もなされています。その他、工業団地の設置にも積極的で、こうしたところで人手不足となることから、求人も多いです。したがって、今までに保育士資格を持っていたとしてもこうした工場などで働く人も多く、また工場など以外でも事務職などで働く人も相応にいます。こうした中で保育士パートの雇用を行うにしても、なかなかその応募そのものがない状況もあり得ます。

県中北部などでは、そもそも人口減少が著しく、県南の岡山市あるいは倉敷などに、県北であれば津山市や真庭市などに就労に赴く人も大勢いる状況です。したがって、保育園の整備も欠かせないわけですが、そもそも人口減少が進んでいるため、若い人自体が少なくなっています。保育園の整備そのものが人口減少により現状維持のままでよいところも多いわけです。結果、人手不足もそれほど深刻では無い地域もあります。

保育園不足は全国の中でワーストクラス

こうした岡山県下での状況にあって、特に人手が足りない地域などを中心に保育士資格を有する人が就労を行うケースも増え始めました。その背景として、全国にあってワーストクラスと言われる保育園不足解消に向けて、地方自治体が積極的に整備を行いつつあるためです。保育園という箱物だけでは当然ながら機能しません。そこで働く保育士が必要不可欠ですから、その人材の確保に躍起になっている状況です。ただし、正職員としての採用も増えてはいますが、急激な賃金上昇となり保育園の経営を圧迫する要因になってしまいます。そのため、まずは保育士パートとして採用を行うことで、人手不足を少しでも解消しようというわけです。

整備を始めたといってもまだまだ保育園は足りていないとされ、そこで働く保育士不足の解消まで時間がかかる見通しと言われています。そんな中、人材不足解消に一気に解決をすることは困難であり、まずはパートで足りない人手不足を解消しつつ、少しずつ正職員を増やす対応を考える地方自治体もあります。

賃金上昇は見込みにくい!?

社会福祉法人等による保育士不足への対応では、賃金上昇がある程度見込まれているところでないとなかなか採用時において賃金等の条件をよくすることが出来ません。ただし、社会福祉法人等でも助成金や補助金を申請して人件費に充ててきているところも多くあり、その結果保育士パートの雇用を行うケースも徐々に増えてきています。時間の制約がある以上、人手不足の速やかな解決にはなりませんが、それでも徐々に人手不足感の解消に繋がるのではないかと見られている状況です。

県南地域では、保育園不足の地域差が顕著になっていて、県都などではなかなか対応が出来ずに待機児童の問題が大きくなっています。一方で他の県南市町村では、保育園での対応力がしっかりとある地域も存在する状況です。急激な市町村合併と今までの財政状況等の問題により、人手不足の解消が比較的出来ていた地域とそうではない地域の差が大きくなっているのがこの地域の特徴となっています。ただ、全国レベルでワーストクラスと言われ、保護者からの不満が高まる中で保育士の確保は最重要課題に挙げられます。

この課題への対応を優先して行う以上、賃金等の労働条件を挙げざるを得ません。地方公共団体では限られた財源の中で対応をすることになりますが、社会福祉法人にあっては国などからの助成金や補助金が受けられる場合もあります。こうした資金を上手く活用して、パート勤務者の保育士の待遇も少しずつよくなってきている地域です。したがって、求人条件も少しずつ改善されてきていますので、かつてパートあるいは正社員として保育士をしていた人たちが、子育てが一段落するなどして働けるようになれば、働いてみようかと思う人が少しずつ現れていきます。この地域ではまだまだ売り手市場です。

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