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群馬の保育士パートの求人事情について

投稿日:2017年11月12日 更新日:

社会的問題となっている待機児童ですが、集計の結果導き出された数字は実は100%正しいとはいいがたいという結論となっています。それを裏付けるのが「隠れ待機児童」の存在です。

待機児童と言ってもその定義には曖昧さがあります。現行での定義は「親の仕事や病気など認可保育所に入る要件を満たすのに、定員超過などが理由で入ることができない子ども」なのですが、この定義とは別に「特定の保育所のみ希望していたことから入ることができなかった」というケースもあります。この差を顕著にあらわしているのが群馬県です。群馬県は待機児童数5人というデータがあり、保育園の数と預けたいという家庭とのバランスが比較的うまく取れている県と認識されています。しかし隠れ待機児童の数は300人をこえているということが厚生労働省の調査の結果明らかになりました。つまり待機児童5人というデータは100点満点の数字ではないということです。このズレから正確な数字を出すためにもきちんとした基準を定める必要があるのではないかと議論されています。

そんな群馬県ですが、隠れ待機児童が存在しているとはいえ保育の環境は比較的ととのっている方だと言えます。西の都会大阪では待機児童約1400人、東の都会東京では約8000人というデータに比べれば一目瞭然です。

なぜ待機児童が少ないのか、それは単に県民数が少ないというだけではなく、子どもを預けたいという家庭のニーズにそった環境をととのえているからだと言っても過言ではありません。実際に保育所の定員数も年々増加傾向にあります。定員数が増えているのに待機児童が数人でもいるということは、子どもを預けたいという家庭のニーズも比例するかのように年々増加しているからだとも言えます。

群馬の保育士の求人数は少ない

保育環境がととのっているということは保育士の待遇も良いのではと思われがちなのですが、実はそれはイコールではありません。給与水準において全国平均が323万円なのに対し、群馬県は313万円と平均を下回っているのが現状だからです。そのため収入面においては決して良いとは言えません。

更には待機児童数がそれほど深刻ではない現状から保育園の増設も盛んではなく、求人は保育園にあきができたら募集をするというようなスタイルが基本となります。そのため求人数はそれほど多くはありません。入れ替わりもそれほど多くはなく保育園の増設も見込めないため正社員はおろか保育士パートでの求人も期待はできません。収入面のことを考えて東京進出を考える人もいるので、それによってできた穴を埋めるために募集をかけるという保育園もあるのでそれを狙えば働き口を確保することができるでしょう。

しかしそれは正社員がメインの話です。パートとして短時間あるいは期間限定で働きたいという場合にはなかなか求人を見つけることができません。あるとすれば産休や育休などによって一時的に長期間休暇をとるスタッフがいた場合です。本人の希望もないのに退職をさせることはできないため、その休暇中の穴埋めとして保育士パートを雇う場合もあります。いつ頃求人が出るのかという予測ができないため、常に求人に目を光らせておくか、保育士の転職サイトなどに登録をしておくことが働き口を見つけるためには必要な措置だと言えます。

しっかり稼ぎたい人は東京へ出る選択肢も

待機児童の問題が深刻化している東京では園の増設や定員数の増加などの動きが活発に行われています。それに付随して保育士の募集も多く行われており、保育士の補助としてパートの募集も盛んに行われています。保育士の人材不足が深刻化している中で需要も高まっているので、しっかり稼ぎたいという場合には東京進出を考える人の方が多いでしょう。

保育士の仕事はとても責任の重い仕事です。大切なお子様をたくさん預かるのですからしっかりと視野を広げて面倒を見てあげなければなりませんし、繊細なお子様に間違った言葉遣いや態度を示すわけにはいきません。そういったことからただ子どもが好きだからという理由だけでは採用をしてくれない園がほとんどです。しかしそれに合わせて保育士を限定していては人材確保ができません。そういった意味でも資格はないけれど保育に携わる仕事に挑戦してみたいという人には保育士パートの仕事はうってつけです。その夢を叶えるのであればやはり窓口の多い東京への進出を考える方が賢明でしょう。群馬という地では保育のニーズが高まっていながらも現状にプラスαする程度で安定した環境になってしまうので大幅な増員は見込めません。

しかし群馬という地だからこそのメリットもあります。都会のように電車やバスなどの通勤を強いられることはなく、ほとんどが自家用車での通勤が可能です。また自然も多いので子どもたちをのびのびと遊ばせてあげることができる園も多く、保育士としても充実した毎日を送ることができるでしょう。気が向けば東京に出ることができる場所でもあるので毎日の生活を考えればどちらが有意義なのかを考えて選ぶと良いでしょう。

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